以前は総重量が8トン以上か、最大積載量が5トンのトラックにデジタコの装着が義務付けられていました。しかし近年ではインターネットが普及して多くの人々が通販サイトを使って買い物をするようになり、品物を運ぶ運送業界は常時稼働しなければなりません。ドライバーの負担が大きく事故を起こす危険性があることから総重量が7トン、最大積載量が4トンのトラックもデジタコの装着が義務化されました。今後も事業用トラックの安全性を向上させるため、義務化の範囲が拡大される可能性があるので注意が必要です。

デジタコには様々な種類のものがありますが、いずれも国の定める基準を満たしていることが求められています。かつてはチャートと呼ばれる紙に法定3要素である速度と時間、距離が記録されていました。紙に法定3要素を記録するタイプの運行記録計はアナログタコグラフと呼ばれています。一方でデジタコは法定3要素をデジタルデータとして保存しプリントアウトして活用するだけでなく、様々な機能を備えている点に特徴があります。

デジタコの正式名称はデジタルタコグラフであり単機能型と標準型、多機能型に分類できます。単機能型は価格が安いものの、法定3要素の記録や簡単な運行管理を行う機能だけを備えています。標準型はドライブレコーダーと連携したり各種帳簿を作成するなどの機能があります。さらに多機能型は様々なオプションを利用でき、ドライバーのアルコールチェックや燃費の管理などが可能です。

一定の要件を満たした車両にはデジタルタコグラフの導入が義務化されているので、用途や予算を考慮して最適なものを選ぶとよいでしょう。