トラック買取で留意が必要だとすれば、価格は満額が上限で、カスタムをしていても上限を超える査定評価にはなりにくいことが挙げられます。理由はカスタマイズされている車両よりも、純正に近い標準のトラックの方が圧倒的に需要が大きく、純正に戻せないカスタムはむしろ減額対象となるからです。買取価格は市場の需要によって左右されますから、需要の少ないカスタマイズされた車両の評価が低くなるのも当然です。ただ、愛好家がカスタム専用の車両を取り扱うお店であれば、カスタムパーツを含めてトラックの買取価格を査定してもらえる可能性があります。
一般的なお店だと販売しにくいカスタマイズ車両は扱いにくいので、査定価格が下がるのが普通です。トラックの買取は外観もそうですが安全性が重要で、多少の傷や汚れよりも整備が行き届いているか、事故歴がないか否かが重視されます。傷や汚れは鈑金塗装で綺麗になりますが、事故による車体の歪みなどのダメージは綺麗にすることができないです。一見して見た目に問題はなくても、乗っているうちにガタが出てきたり安定した走行ができなければ本末転倒なので、トラックの買取の際には事故歴が確認されるわけです。
事故や修復歴がないとしても、査定に油断は禁物ですし、徹底的に減点対象を潰してから査定をしてもらうのが理想的です。例えばニオイというのは目に見えないながらも染みつくと厄介で、しかも人によっては気になるニオイがありますから、忘れずに消臭して気にならないレベルにしておくことが大事です。